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ここで日本において忘れてはならないグループがあります。「ザ・ベンチャーズ」です。このグループはエレキギターをメインとしたアメリカのインストバンドで、「ダイアモンド・ヘッド」という曲を日本で流行らせました。彼らがデビューしたのはビートルズと同じ‘62年ですが上記の「ダイアモンド・ヘッド」を皮切りに次々とヒットを飛ばし、エレキブームの火つけ役となりました(彼らは本国でパッとせず、何故か日本でのみ人気があり、この当時から現在までほぼ毎年のように来日しコンサートをしている)。このスタイルが日本のポピュラーとなって出てくるのは、グループ・サウンズの出現を待たなければならないのですが、当時のエレキブームは今ふり返ってみても凄まじいものがありました。当時の有名大学ではあちらこちらでギターケースを持った連中がキャンパス内を颯爽と闊歩していたものです。そんな中から生まれた大スターが当時東宝に入ったばかりの加山雄三とランチャーズです(彼らは確か慶応でしたナ)。当時の若者らしい素直な内容(歌詞)と洗練されたサウンドの加山の一連のヒット曲は、経済的精神的余裕のでてきたこの時代を背景にした、日本の代表的ポップスとして今聴いても新鮮で古さを感じさせないと思うのですが・・・・?
当時の加山雄三の音楽業界(芸能界)での活躍ぶりは、今の若いリスナーには想像がつかないでしょう。弾厚作というペンネームで作詞家の岩谷時子と組んで作曲した数々の楽曲はヒットを続け、‘66年には、レコード大賞特別賞を受賞しています。この勢いで映画「若大将シリーズ」もヒット(そういえば私も結構見に行ってました)。加山雄三のCDは最近また売上を伸ばしていると聞きます。ちょうどビートルズ(一連のアンソロジーシリーズがヒット)やビーチ・ボーイズ(’04年にビーチ・ボーイズの幻のアルバム“SMILE”がブライアン・ウィルソンによって復活、発売され好評)がいつまでも新しい世代に受け継がれ聴かれているように、ある種のノスタルジーと新鮮さを求めて注目されているのでしょうか? ビートルズ、ビーチ・ボーイズ、加山雄三はみんな活躍した時期が同じ(’60年代)であり、それが最近揃って、当時を知らない若いリスナーに聴かれているのも面白いといえば面白いことです。 では、今回はこのへんで、次回をお楽しみに・・・・・・・。 |
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