今年は「日露戦争」からちょうど100年になります。だからというのではないのですが、明治といえば“司馬遼太郎”が小説「坂の上の雲」で描いた古き良き明治の日本の青春群像を思い出すオジサン達が多いと思うのです。
明治維新以来、当時の日本人は“脱亜入欧”政策を“和魂洋才”の精神で推進したものです。コンセプチュアル・クラブ「honky tonk ladies」も“脱亜入欧”政策と“和魂洋才”ならぬ“和洋折衷”の精神、それと「こだわりと遊びゴコロ」が溢れています。

「honky tonk ladies」は米国・英国の映画と音楽の要素をふんだんに盛り込み、さらに日本の音楽をミックスした特異なインテリア。そして20世紀後半50年間の米・英・日のPOPSシーンを再現した他に類を見ない“ステージパフォーマンス”… これがシロウト芸ながらなかなかおもしろいのです。更に、出演女性達はメリハリの利いたステージメイクを兼ねた“シアトリカルメーク”でお客様をお出迎えします。 そして、彼女達はなによりも接客サービスを第一に心がけ、ステージパフォーマンスは二の次です。 しかも、“ギャル”はいない、大人の女性達(平均年齢25才)ばかりです。更には、この業界でよく見うけられるアルバイト感覚の女性はいません。店内には、約600にもわたるスターやミュージシャンのフィギュアやマスク、ピクチャー等がこれでもかと展示され、まるで“POP ART美術館”の様相を呈しています。よくぞここまで(こだわって)集めたと言いますか、圧巻というか、ほとんどビョーキの世界と我ながら思うのです(苦笑)。

しかしながら、私思うに、 日本がまがりなりにも「日露戦争」に勝利したのは、当時の同盟国“イギリス”のバックアップと日本の国力の限界点で、タイミングよく仲裁に入った“アメリカ”のおかげでもあるので米国風&英国調プラス日本式和洋折衷タイプのこの店は日本の近代史をふり返ってみるとむしろ理にかなっているのではないかと思うのは、ちょっとばかり近代史をかじったオジサンのこじつけでしょうか(自嘲) さらには、明治について少しばかり語ったついでに、この際、大人の男性諸氏に対する私の提案ではありますが、あの“福沢諭吉センセイ”にもあやかって「学問のススメ」ならぬ「知的俗っぽさのススメ」?!というのはいかがでしょうか。 そして、ちなみに私は明治人の気概にならって、必ずや到来する(すでに突入している)であろう業界サバイバル戦争[もちろん『日露戦争』ではありません(失笑)]に備えて“臥薪嘗胆”の気がまえでこの店を造りました(笑)。

株式会社フレーバーハウス代表取締役
団塊の世代が生んだ“チョイワル親父”!?
テ ラ ダ・ヒ デ オ