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| <放談1月>
うわさのスタさん登場(スターリンの憂鬱)。 |
| 2008年もめでたく(?)明けてしばらく経ちましたが、何やらテラダ某は落ち着きません。それもその筈、前回は不気味な余韻を残してのトマスおじさん退場です。今回のゲストは予想されるのですが、しかもかなり強力な輩です。ほ〜ら、噂をすればなんとやら・・・・・・です。 |
| トマスおじさん: (トマス・H・モア) |
(ポンッ!)“あけおめ” じゃの〜、テラダ某。 今回は例によって霊界のダチを連れて来たぞヨ。なかなか連れ出すのが難しい同輩じゃテ、こころして面会せられませい! |
| テラダ某: | アッ“あけおめ”です(何だかトマスおじさんも段々と俗っぽくなってきたナ〜、しかも“ダチ”ときたもんだ)。 |
| スターリン: テラダ某: トマスおじさん: (トマス・H・モア) テラダ某: |
(スポンッ!)Πрнвег!
(プリヴィエート)、ヨシフ・スターリンである・・グフッ。 エッ、プリ・プリヴィ・・・まッいいかッ。で、とうとう出ましたネ、覚悟はしてましたが。それにしてもどなたか後ろにお出でですが、もしかするとレーニンさんじゃないですか? そうじゃヨ、スタさんは今でもレーニンの背後霊(?)に悩まされておるのヨ。 あることが原因でな。 ヘーッ、 幽霊にも背後霊が憑くんですか、初めて聞いたナ〜。でッ、その原因てッ何です? |
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| トマスおじさん: (トマス・H・モア) |
つまりその〜政治介入を巡ってレーニンの奥方をチョットばかり批判したのじゃヨ。これが原因で仲たがいしおっての、今だに憑いておるわナ。どちらかと言うと背後霊というより怨霊じゃナ。ヤツも執念深いのう〜。この分でいくとスタさんもあのフルシチョフに憑依せねば、何とも怨念の悪循環じゃナ。 |
| スターリン: | うーッ、モア殿も余計なことを言わないで欲しいですナ! ところでこやつがテラダ何とかいう者か、我輩を切望しておるという・・・・・グフッ。 |
| テラダ某: | め・めっそうもない、私が切望しているわけではないですよ。トマスおじさんの御推挙で御降臨願ったわけでして・・・・その。 |
| トマスおじさん: (トマス・H・モア) |
その通り、テラダ某があまりに日本の状況を憂いておるでナ、こういう時にはスタさんのような強引な指導者が良いと思うての御同行願ったわけじゃナ。まッ、ちょっとした思いつきヨ。 |
| スターリン: | ムフッ!思いつきで連れてこられては適わんですナ。ただでさえ鬱陶しい輩が後ろに居るのに。それでこの国の何を心配しておる?・・・・・グフッ。 |
| テラダ某: | えーッと、いろいろあるんですがネ。例えば国民を見ていない政治家やマネー官僚、企業の欺瞞、あとはッと・・・・・・。 |
| スターリン: | もうよい! つまりはデモクラシーの悪いところが露出しておるということだナこの場合は社会主義によって修正を加えればよろしい・・・・・。 |
| トマスおじさん: (トマス・H・モア) |
スタさんの修正は強力じゃぞ、意に沿わなければ即銃殺じゃ。かなり荒ッぽいわナ、でッ、スタさんの頃はどの位粛清したのじゃ? 噂では2000万人と聞くが、あのヒトラーでも600万人位じゃからのー。チト、やり方が単純すぎやせんか。 |
| スターリン: | ムフッ、「死が全てを解決する。人間が存在しなければ、問題も起きない」のである。それではモア殿の著した「ユートピア」のような根拠の無いチャラチャラした管理社会にしていた方が良いと言われるのか? |
| トマスおじさん: (トマス・H・モア) |
おいおいスタさん!あれはフィクションじゃヨ、フィクション。空想の社会主義じゃヨ。つまり冗談というワケ、尤もついでにお国を揶揄してみたがナ(それにしても強烈な思想じゃナ)。 |
| スターリン: | では、我々の方が現実的であるわけだナ。それではやはり科学的社会主義にて修正を加え、そのうえで・・・この国を・・・ブツブツ。 |
| テラダ某: |
チョット、チョット。お二人の話はいいですから私の話も聞いてくださいヨ! |
| トマスおじさん: (トマス・H・モア) |
すまん、すまん。すっかり忘れておったわい。それで具体的に何を憂いておるのじゃ。今少し簡潔にしなはれ、スタさんはそんなに器用でないでナ。 |
| テラダ某: | そうですネ〜。身近なところでマスメディアの在り方ですネ。 |
| スターリン: |
ムフッ・・・・・・・マスメディアとは何じゃ? |
| テラダ某: | エーッと、新聞やラジオなどの情報発信源ですヨ。スタさんの時代で言えば「プラウダ※1」や「モスクワ放送」ですかネ。今はこれにテレビやインターネットが加わりますが。 |
| スターリン: | なるほど、そのマスメディアの何がどうしたのだ・・・・・。 |
| テラダ某: | よくぞ聞いてくれました!今の日本のマスメディアは偏向報道が多くて、“国民の声を代弁している”とか言っている新聞や雑誌は本来中立な立場で正確に報道しなくてはいけないのに、どうも必要以上に過剰になったり、テレビはエンタメ偏重に走り、一部のバラエティの低俗番組やお色気有害番組、擬似科学番組(占い、スピリチュアル等)にも偏りすぎます。また商業主義への傾倒(番組内容の捏造)も問題ですヨ。これはメディア側の怠慢で、広告代理店や下請け企画会社に丸投げしてチェックもしていないんでしょうけど。これでは国民が総白痴化しますネ。私なんか最近はスポーツ放送かある種のニュース番組しか観てませんネ。ほんとにメディア不信ですわ、こういう人も多いと思いますヨ。 |
| トマスおじさん: (トマス・H・モア) |
テラダ某ヨ、今日はいつになく熱いのう〜。じゃがの、メディアもビジネスじゃろう。収益が関係すれば国民のニーズを追うのではないのか?つまり逆に言えば日本国民の民度が元々低いのではないのかのう(嘲笑)。 |
| テラダ某: | でもですね〜(ムッとしつつ)、メディアサイドからの一方的な情報のたれ流しというのも感じますヨ。だいたい今の各メディアの主要人材は70年安保時に職にあぶれた左翼系の左巻き人間達で、噂によるとメディアに拾われたような人達が多いですからね。だから公平な報道の観点からすると国民は洗脳されてると思いますヨ。いくらビジネスといってもやはり中立な立場で正確に報道しなくてはいけません。 |
| スターリン: | ムフッ、“卵が先か鶏が先か”のようなものだな。何にしてもメディアは権力的ではある。使い方によっては毒にも薬にもなるぞ。我輩の社会主義では報道機関を操作し(ソフインフォルム・ビューロー※2)ナチのゲッペルスがやったようにプロパガンダに大いに使わせてもらったわ。この点ではおまえの言うように洗脳には役にたつゾ。 |
| テラダ某: | と、いうことは日本でも国の機関が関与してメディアを操作(※3)している可能性もあるんですか・・・・・? |
| トマスおじさん: (トマス・H・モア) |
無いとは言えんヨ、所詮お国のやることは主義が違っても、どの国もどの時代でもあまり代わり映えはせん。特にマスメディアはお国にとっては都合の良い情報発信媒体じゃ。利用しないわけがないわナ。 |
| スターリン: | ムフッ、それが狙いかもしれん。国の機関によって規制され、各メディアが正確な報道が出来にくくなっておるのでないのか、それでしかたなく無難な路線に走る。ということであるかナ。 |
| テラダ某: | つまり、国民の気を紛らわし、何かから注意をずらしているということですか〜。それじゃまるで「ええじゃないか※4」じゃないですか。 |
| スターリン: | ムフッ、・・・・・・・・・その可能性もある。 |
| テラダ某: | 可能性もある、てッ。何だか話が前回に続いて大げさになってきたな〜、この人達はモウ〜(ゲストがゲストだけにしょうがないか・・・・)。
そんなオーバーなことじゃなくて、このメディアの在り方をどうしたらいいんですかネ? |
| スターリン: | ムフッ、だが国民が多くを知らない方が幸せな場合もあるゾ。我輩の社会主義がした情報統制のようにナ(薄笑)・・・・・・。 |
| テラダ某: | でも、日本は民主主義国家です。国民は知る権利があるんです。まったく ”そんなの関係ネー!“ ですヨ。 |
| トマスおじさん: (トマス・H・モア) |
まあ、まあ、スタさんも少しは時代を考えなされ。そうじゃのう〜、この場合は一概には言えんが、メディアから出る一方的な情報を鵜呑みにせんと、国民もより正確な情報を入手することを心がけることじゃナ。いわゆる「メディア・リテラシー※5」を身につけることじゃヨ。日本は民主主義国家じゃろ、至極あたりまえのことよのー! |
| テラダ某: | 難しそうですネ。具体的には“どげんすればよかとですか”(またまた、あいまいな方言)? |
| トマスおじさん: (トマス・H・モア) |
ん〜ッ、まず、マスメディア企業の欠点を補う意味で、一般市民が記者となって取材を行う「市民ジャーナリズム」を行うことじゃナ。これからは国民もこのくらいの意識をもっていろいろ対応していかんとナ。 |
| スターリン: | なるほど〜、民主主義国家か・・・・・・グフッ。 |
| トマスおじさん: (トマス・H・モア) |
オッ!スタさんよ、そろそろおいとまの時間じゃゾ。グズグズしておるとこんどは後ろの御仁がシャシャリ出て余計厄介になるぞヨ。では、またなテラダ某・・・・・・・・。 |
| スターリン: | До свидания!・・・・・・・・ムフッ、グフッ。 |
| テラダ某: | До свид・・・・・<<<///>>>****。 |
| <註 解> ※1.「プラウダ」 旧ソビエト連邦共産党の機関紙、またその出版社(新聞社)。ウラジミール・レーニンによって1912年に発刊 された。「プラウダ」とはロシア語で「真実・正義」の意味。また、ラジオ局「モスクワ放送」は当時この「プラウダ 」からの情報を主に放送していた。 ※2.「ソフインフォルム・ビューロー」: 旧ソビエト連邦共産党の報道監視機関。 ※3.(参考) 政府は放送法等によりマスメディアを規制している。「マスメディア集中排除原則」のほか「メディア規制三法」のようなより強い規制も検討中である。また、新聞は日本新聞協会が倫理規定を策定している。TV等の電波媒体は放送倫理・番組向上機構(BPO)を組織している。いずれも自主機関である。 ※4.「ええじゃないか」 江戸末期の民衆運動で“ええじゃないか”と言いながら踊り狂うもの(約10ヶ月に及んだ)。原因は定かではないが、一説には江戸バブルが崩壊し、当時の庶民の鬱積した世相の打ちこわしを避けるため、幕府がしかけたガス抜きだとされている。 ※5.「メディア・リテラシー」:Media literacy= 情報・評価識別能力 |
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うわさのスタさん登場(スターリンの憂鬱)。
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